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幻創文庫6月8日の新作は、一般文芸4作品、ライトノベル1作品、合計5作品です!!

こんにちは、幻創文庫編集部です。
今日の大阪は、午後から雨が降り出しました。朝は降っていませんでしたので、傘を忘れた!という方もいらっしゃるでしょうね〜
梅雨の季節は、すこし邪魔になっても折り畳み傘を鞄に入れておくと安心ですね。

さて、それでは本日の新着作品をご紹介いたします!
本日は、珍しい全作品一般向けです!
一般文芸4作品、ライトノベル1作品、合計5作品をお届けいたします〜^^

ひねくれ俺たちの青春シャウト 5

ライトノベル / 白木原怜次

叫部の活動本格始動!

行く先はお洒落なイタリアンバー!
モテないどころかモテ要素のあるものから遠ざかった人生を送ってきた澤崎。果たしてモテる男への一歩を進めることができるのだろうか!?

大学デビューを目指して気合たっぷりに大学生活をスタートした澤崎だが、イマイチ成果は上がらず。サークル活動に希望を託して花見に参加した澤崎は、正式に叫部=酒部に入部した。
しかし、澤崎は酒に強いわけではなく、記憶が飛ぶこともしばしば。その証拠に、花見酒の記憶はあいまいで、翌日にはさっそく、ミーティングを忘れていたのであった。
ともあれ、こうしてスタートしたモテない(と本人は信じて疑わない)澤崎のサークルライフ。次なる活動の場は「イタリアンバー」さて、どうなる!?
白木原怜次さんの「ひねくれ俺たちの青春シャウト 5」第5話です!!


うみのおと 1

一般文芸 / 小林ヨナ

フィルムに収められた魂。
僅か二十数分の愛。

女子中学生と中学教師。
一冬の旅。
男は波間の果てにあるそれを見つめ、少女は男の背中を見つめていた。

冬の海でカメラを回す教師と、付き添う女子中学生・恭子。
季節外れでひと気のない海は風で煽られ、鉛色の雲が流れていく。やがて降りだした雨から逃げるように、教師と恭子はかろうじて屋根のある吹きさらしの小屋に駆け込んだ。教師の顔色は悪い。恭子は雨具を借りるため、雨の中、宿へと駆け戻った。
教師と恭子の撮影旅行。それは、どこまでも純粋な愛を残すための旅だった──
小林ヨナさんの新連載「うみのおと」第1話です!


外道症候群 ~在りし日の日延家

一般文芸 / 鞘いつこ

ごく平凡なサラリーマン、日延宗一と妻、早苗。愛娘の里香。里香が四歳の頃のクリスマスイブの夜、電車を下りた宗一を、早苗と里香が待っていた。家族三人水入らずでクリスマスケーキを買いに行く、幸せな前日譚。

クリスマスイブの夜、予定より遅れて自宅最寄り駅を出た日延宗一を、妻と愛娘が出迎えた。三人そろってクリスマスケーキを買いに行く約束だったのだ。
ケーキ店で宗一は、妻の制止も聞かず、娘にせがまれるまま大量のケーキを買った。愛娘の笑顔とは裏腹に、食べきれないケーキを前に怒ってみせる妻。胃袋の悲鳴を聞きながら食べ続けるケーキさえも、かけがえのない幸福なのだった……
鞘いつこさんの異形サスペンス「外道症候群」の事件前、穏やかな幸福に包まれた家族のひとときを描いた物語。


綾乃さん 第三回 再会

一般文芸 / 椿童子

私は綾乃さんの言葉「困っている人の役に立つことで、世の中に恩返しができる」に触発され、昭和60年、1985年、なんとか弁護士になることができた。そして、環境問題に取り組み、支援者もできてきた平成7年、1995年、綾乃さんと25年ぶりに再会することができた。

彼女は看護師として四国の小さな町で主に人暮らしのお年寄りなどの世話をしていた。

綾乃さんを励ますつもりだったが、逆に「あなたの活動は時間が掛かるけれども、みんなが応援している。太一さんの頑張りに私も励まされているから、まだまだ引退できない。」と励まされた。

私はとても充実感を感じていた。

山口が弁護士になったのは、綾乃さんの言葉がきっかけだった。苦労しながらも弁護士になり、地道に環境問題に取り組むうち、ようやく活動が実を結び始めたのは、40歳を過ぎるころだった。
講演のために四国に滞在していた山口は、地方新聞で綾乃さんのことが書かれた記事に目がとまり、25年ぶりの再会を果たすのだった。
年月を経てもなお、山口にとって綾乃さんは尊敬と憧れの対象だった──
椿童子さんの「綾乃さん」第3話です!


cat ~その想い~ 11

一般文芸 / 時御 翔

 岱馳は、朝だというのに猫が起きずに眠りつづけていることに不安を覚える。
以前にも、こういうことがあった。まるで、夜遊びでもして帰ってきた不良のようだ。

テレビのニュースで、不可解な事件が報じられていた。池袋の公園で惨殺された中辻のような、全身を刃物で切り裂かれた女性の遺体が発見された。
警官が女の叫び声をききつけたとき、眼前には濃霧がこめていた。まるで犯罪を覆い隠すカーテンのように。それが意味するものがいったいなんなのか、わからない迷宮事件の二事例めだ。

女性は、岱馳も知る人物だった。名前だけしっていた。
ピアニスト、藤村 葵だった。杏那の恋人だったヴァイオリニストを大人の色香で寝取った女だった。

岱馳は驚愕だった。

岱馳と猫の暮らしもなじんできた。そんなとき、同僚たちから岱馳へ新たな出会いをおしつけてきた。
そんなくだらないこと、無駄な時間と浪費に闇から抜け出せるはずもない。
岱馳はかたくなに拒否している。最愛なひとを亡くしたんだ。そんな感情などない。
しかし、梶原たちは執拗におしつけてくる。諍いになろうとも、拒みつづける。だが、体裁というものが大人、社会にもある。
それと同じように、岱馳は会うだけは了承した。なぜなら、猫同伴ということで。

岱馳と子猫の生活は続いていた。寒風に晒されるベランダをねぐらにしている子猫は、その日の朝は起きだすことなく眠っていた。首を傾げつつテレビをつけた岱馳の目に飛び込んできたのは、殺人事件のニュースだった。
刃物で何度も切りつけられた女性──被害者は、岱馳の記憶にある人物だった。
一方、友人たちから新しい出会いを半ば押し付けられる岱馳。しかし、彼の心にはまだ、彼女の存在がたしかにあるのだった──
時御 翔さんの「cat ~その想い~」第11話です!


以上、5作品でした!
どうぞ素敵な読書タイムを^^

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