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幻創文庫6月4日の新作は、ロマンス小説2作品、一般文芸1作品、ライトノベル1作品、BL小説1作品、合計5作品です!!

こんにちは、幻創文庫編集部です。
昨日から急に気温が下がって、うっかりすると風邪をひきそうですね。
先日まで暑かったので、お布団も夏仕様にしていたのですが、またまた合掛布団をひっぱりだしました^^;
梅雨が明けるまで、油断できないですね。

さて、それでは本日の新着作品をご紹介いたします!
本日は、ロマンス小説2作品、一般文芸1作品、ライトノベル1作品、BL小説1作品、合計5作品をお届け!!

七都 1・そして平穏は終わりを(4)

ライトノベル / 桜沢麗奈

打ち鳴らされる弔いの鐘。ひとつの終わりは、次のものがたりのはじまり。

戦火は、ついに教会へ及んだ。炎に包まれる教会から逃げようと駆けだす百合子を、敵兵の刃が襲う。その瞬間も、百合子は祈るのだった。
それを見咎める者がいた──赤将軍。教会に上がった火の手をみて、駆け戻る七都。そんな七都を追って戦場を駆ける聖羅。しかし、神に祈りを捧げ続けた優しいシスターの命は、儚くも奪われてしまった──
多くの人々が傷つき、命を落とす戦。涙に濡れる七都の瞳に映るものは……
桜沢麗奈さんの長編ファンタジー「七都」第一章完結!!


cat ~その想い~ 10

一般文芸 / 時御 翔

 杏那は岱馳と出会って交際しているこの三年間、しあわせいっぱいだったと話す。悲恋から、幸福な恋をしていることに、家族まで岱馳とのことを話しきかせるほどだった。
たった三年だ。もっとこれから長い年月を経過していくなかで、ふたりは理想をひとつひとつ記録していこうというのに、叶わなくなった。
いちばん悲しんでいるのは、杏那だということを岱馳もまた同感であった。

火葬されて天に召されていく煙に、杏那の人生が完全に終わったことを思い知らされる。

だれもが杏那のしあわせを願っていた。それを奪った犯人を、恨まずにはいられない。岱馳はまだ死ねない。復讐をするために。
“犯人たちを冷たい土に還してやる”。
その想いは岱馳だけではない。

同僚と年越し初詣のために、都内の山に夜中から初日の出を拝むために登山する。
岱馳の優れない顔と鬱蒼した心を無理やり梶原は連れ出し同行させた。
十人もいるなか岱馳は一人孤立し闇のなかに潜む。山の頂から街を見下ろし物思いに耽っていた。

そして、日の出は顔を出した。そこには幻想的な風が吹き込んできた。岱馳にしか感じないその声や懐かしさが吹いてきたのだ。
大空のなかに杏那の気配を感じた。
最後の別れを伝えに、岱馳に囁いてきたのだろう。大空いっぱいに杏那が浮かび上がってきた。

ひき逃げ事故──怒りのやり場のない出来事で、愛する杏那を失った岱馳は、彼女がどれほどの幸福を感じていたかを知る。しかし、すべて奪われたのだ。杏那の幸福も、岱馳の幸せも……。
以来、孤独の淵に沈もうとする岱馳を勇気づけるため、友人たちは日の出見学を企画した。嫌々ながらも付き合う岱馳。はたして、日が昇り始めた時、岱馳は愛する杏那を見た。大空に、杏那が微笑んでいたのだった──
時御 翔さんの「cat ~その想い~」第10話です!


ワーカーズ『8』

ロマンス小説 / 古葉レイ

仕事に恋に、素敵に恋愛致しましょう。そんな物語を贈ります。

頑張れ女性。頑張れ! と気持ちを込めた一作品。

ワーカーズ、八話。

どうぞご拝読下さいませ。

○抜粋○

「……凄いね」
「晴れてよかったな」

夜空に雲はなかった。藤沢君の呼吸すら届く距離で、私は隣に居る。空には星、星、星と無数の光が輝いていた。プラネタリウム何かとはくらべものにならない星の数に、私は圧倒される。

「凄いしか言えない」
「俺もだ」

指が触れ合い、ぎゅうと握られる。言葉なんて要らない、そんな光景だった。

○○○

身勝手な元カレ・良太を追い出し決別した絵理香は、藤沢と夜空を観るために新幹線に乗った。付き合っているわけではないけれど、お泊りデートに心はざわつく。歩きながら交わす他愛もない話、一緒に作って食べるカレー、ゆるやかに暮れゆく空。やがてやってきた夜空には、無数の星々が散らばっていた。
ふたりで、静かに見上げる星空。こぼれた言葉は、素直な二文字だった──
仕事に恋に、ガンバレ女性!古葉レイさんの「ワーカーズ」ロマンチックな第8話です!!


チョコと背広で水割りを 9

ロマンス小説 / あおいかずき

四月。
どういうわけか転勤となったあたしの前に現れたのは、幸か不幸かチョコレートの香りを漂わせるあのカレだった。
意識しまいとするあたし、そしてそんなあたしにそっけないカレ。

そんな中体調を崩したカレの元へ走っているあたし。
これは義務感?
それとも――

男の一人暮らし、彼女なし、実家遠し──
体調不良で先に帰宅した栗林のことが気になり、仕事が手に付かない遥。教務室を飛び出した遥は、“あの夜”、醜態を晒してしまったカレの家に、猛然と向かった。おぼろげな記憶を辿ってアパートにやってくれば、インターホンに反応はなく、玄関の鍵は開いている。耳を澄ませば、具合の悪そうないびきが聞こえてくる。
嫌な予感が遥の理性を吹き飛ばした──
あおいかずきさんのラブロマンス「チョコと背広で水割りを」第9話です!


Risky Game~中東編~ 3. 真夜中の電話

ボーイズラブ / 江原 里奈

ロスフィールドとの長いディナーを終え、部屋で一息つくルイ。
そんな時、真夜中にも関わらず、携帯の着信音が鳴る。

「…久しぶりだな、元気か?」

その少し癖のある英語には聞き覚えがあった。
レオン・カスチリオーネ───彼と過ごした日々が、複雑な思いと共に思い起こさせる。
遠く離れた場所に居ても、彼との繋がりが絶たれたわけではない。
ビジネス・パートナーである以上に、母の敵であり、不思議なことに掛け替えのない友のような存在でもある。
ガイエスブルグ皇太子に対して、嫉妬の念を隠そうとしないレオン…彼との思い出を胸に、ルイはまどろみに落ちていくのだった。

愛するガイエスブルグ皇太子の命を救うため、かの国の金鉱山を狙う資産家・ロスフィールドに接触したルイ。不愉快なディナーを終え、ようやくホテルの部屋へ戻りひと息つこうとしたとき、携帯が着信を知らせた。
相手は、レオン・カスチリオーネ──ルイにとっては母親の仇であり、ビジネス・パートナーである彼の存在は、ルイの心をやわらかく揺さぶるのだった……
江原 里奈さんの長編BLシリーズ「Risky Game~中東編~」第3話です!!


以上、5作品でした!
どうぞ素敵な読書タイムを^^

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