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幻創文庫4月8日の新作は、ロマンス小説1作品、一般文芸3作品、BL小説1作品、合計5作品です!!

こんにちは、幻創文庫編集部です。
今日は真冬並みの寒さですね><
桜の花に雪が積もったところもあるとか……
厳しい寒の戻りの、大きな贈り物といったところでしょうか。
桜に雪。美しいでしょうね〜。生で見てみたい!!

さて、そんな週中水曜日。
少し疲れが出てくる頃合いでしょうか。
暖かくして、小説でほっこりまったりはいかがですか^^

というわけで、本日の新着作品をご紹介いたします!
本日は、ロマンス小説1作品、一般文芸3作品、BL小説1作品、合計5作品をお届けいたします!

道 第一回 引責

一般文芸 / 椿童子

二人の絵画の天才が歩んだ道は全く別のものだった。

半世紀に渡る二人の人生を描く、その第一回。

昭和46年、日本画の名門「大雅会」は修行中の弟子による模写横流し・贋作事件に揺れていた。

幹部会はその弟子を処分することを求めたが、会派の中心、師範代を務める小林耕三は「彼は天才。才能は潰さないで欲しい」と訴え、責任は自分の指導力不足にあると言って身を引いた。

「師範代こそ本当の天才だ」と弟子たちは嘆き、師匠、牧野大雅は失意のうちに世を去り、名門大雅会は消滅してしまった。

高度経済成長に湧く昭和48年。江戸時代からつづく芸術の潮流がひと筋、静かに消えた。
日本画の名門である「大雅会」は、ひとりの才能あふれる若者の不祥事によって、大きく揺れていた。若者の指導にあたっていた師範代・小林耕三は、若い才能を刈り取らせないため、自らその責任を背負い、日本画界から身を引いたのだった。
そうして巨星を失った大雅会は、間もなく崩壊する──
椿童子さんの新連載!「道」がスタートしました!!


– アイサイ – 第2章

一般文芸 / 木村 伸也

 美人で若い妻と可愛い息子。
満ち足りた生活のはず──なのに、男は不安感にさいなまれていた。
男に足りないもの。それは──記憶──。

自分が誰なのか疑問を持ちつつも、甘い生活に溺れていく──。

ある日、目を覚ますと自分が誰なのか、わからなくなっていた──
交通事故による怪我の影響で記憶が曖昧になっているというが、男にとって全てが曖昧で、他人事のようだった。
美しく若い妻、幼くかわいい息子……そうだ、たしかにこれは自分の家庭なのだ──
その満ち足りた生活に不安を抱きながらも、まるで絵に描いたような満ち足りた生活に沈んでゆく。しかし、心の底には冷たく不快な不安がわだかまっていた──
木村 伸也さんの「- アイサイ – 」第2章です!!


金にまみれる男 3

一般文芸 / 時御 翔

 年下の彼女の要求にすべて応じようとする籤稿。欲しいとねだるバッグをプレゼントする習慣が二人の関係性を維持している。
籤稿はこの図式の恋愛をどうにか壊したいが、そうもいかない。踏子は、籤稿が余裕ある大人な暮らしをしている。そうイメージを持っていた。
だが、貧困生活で自分ひとりで生きていくのならどうにかなる。
生活の建て直し中の身だったくせに他人に与えることなどあってはならない状況。
仕事をしていくことで切り詰めた私生活に多少のゆとりができただけで、高価な品を購入することなどできはしない。ましてやプレゼントなんて夢のまた夢な出来事のはず。

しかし、籤稿は身を削るようにして現金を作ろうとする。だが、どう考えてもその金を用意することができない。だとしても正直に踏子に伝えることができない。大人という見栄を張ってしまう。そんないい大人のくせに惨めな暮らしをしられないためにか、現状のレベルを下げることができないのだ。

そこに幸か不幸か、天の恵みがATM機の画面には表示された。驚愕な事実が飛び込んでくる。
しかし、この判断が失敗となる。取り返しのつかない状況に気づかない籤稿は、最後の砦と思い浮かべるのは、”SHADOW BRAIN・HIKAGE”だった。ここでどんな決断をするかで、籤稿の人生を大きく左右させることになる。

クレジットカードと質入れを利用して現金を手に入れる方法を発見した籤稿(クジワラ)は、女に高級ブランド品を貢ぐ生活に陥っていた。
生活費もままならない状態の中、女の気を惹くために貢ぎ続ける悪循環……それでも籤稿は、その生活をやめようとはしなかった。消費者金融からの借り入れも雪だるま式に膨れ上がり、もはや取り返しの付かないところまで辿り着こうとしていた──
時御翔さんの「金にまみれる男」シリーズ第3話です!!


重ねる器と重なる躰 品川丼(お食事編)

ロマンス小説 / 松代守弘

ハメ撮りの後、なんとなく気まずい空気を引きずりながら、俺と女性フォトグラファーは駅に向かう。だが、思いもよらぬきっかけで、俺は彼女と貧乏臭い夕飯を楽しむこととなる。品川丼の完結編。

女性フォトグラファーの絡みセルフポートレイト撮影を終え、ようやく身支度を整えたころには、すっかり日が暮れていた。
撮影後の気まずさをかき消すように、無駄話を投げかける女性フォトグラファーに合わせて「品川丼」の話題を持ちだした。すると、女性フォトグラファーが食いついてくる。それは、貧乏臭いかき揚げに甘いそばつゆがたっぷり染み込んだものだった。
松代守弘さんの「重ねる器と重なる躰」シリーズ「品川丼」、激しいハメ撮りのあとのお食事編です!


Suite Garden 18

ボーイズラブ / 羽邑崇

蒼太は、旭の恋人役はお前に譲ると言った。
だがそれはウソだ。
彼は今も、虎視眈々と、その位置を狙っている。
だからこそ、ワザと邪魔をするのだ。

しかし、あからさまに疑って見せれば、自分のほうが旭からの信頼を失いそうで、言えないのが辛い。

そこで圭は、あらためて、さっき蒼太が言った事を思い出した。

「お前はどうしたい、お前はアイツのなにになりたいんや?」

恋人でいたいのか、家族、身内になりたいのか。
家族とするなら、恋人としての愛は交わせない、だがずっと一緒だ。
恋人になるなら愛し合える、しかし他人だ。

「恋人役はお前に任す、俺はここでいい……けどな、お前がその場所を降りるんやったら、俺はソコを狙うかもしれんで?」

その一言を告げた蒼太が、どれだけ本気かは、視線だけでわかった。
だが、同じ相手を愛するものとして、思いだけは負けたくない。

Suite Garden 最終回。

恋人と家族──
ふたつの愛は、旭にとってもっとも大切であり、必要なものだった。
圭は恋人、蒼太は家族。頭ではそうだと理解しようとしても、圭にとっては難しく、受け入れがたいものだった。けれど、旭の蒼太に対する信頼は大きく、また、圭に向けられる一途な恋も、旭の偽らざる純粋な心なのだ。
そうして記憶を失っていた間の出来事を謝罪し、復縁したことを喜ぶ間もなく、圭には蒼太の存在という試練が立ちはだかるのだった──
羽邑崇さんの長編BLシリーズ「エデンを夢見て」から「Suite Garden」第18話、完結です!!


以上、5作品でした!
どうぞ素敵な読書タイムを^^

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