シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

幻創文庫3月23日の新作は、ロマンス小説1作品、ライトノベル1作品、BL小説2作品、合計4作品です!!

こんにちは、幻創文庫編集部です
昨日までの春はどこへやら……今日は冬へ逆戻りですね。
三寒四温とはよく言ったもので、しばらくこの寒さが続いて、週の後半にはまた暖かくなるのだとか。
今週末は、お花見の予定をされている方も多いのではないでしょうか^^
桜は、寒の戻りがあると花が長持ちします。
早く暖かくなってほしいと願いつつも、この時期ばかりは、ちょっぴり寒い日も歓迎したい気持になりますね。

さて、それでは月曜日の新着作品をご紹介いたします。
本日は、ロマンス小説1作品、ライトノベル1作品、BL小説2作品、合計4作品をお届けいたします!

下手物喰い 04

ライトノベル / 鞘いつこ

鬼女・水子は、人間として産まれてすぐ死に、鬼として再び生まれた。怠惰で下品でいい加減で忘れっぽい水子は、虫屋に抱えられる「虫産み」の女。
その日は変な天気だった。
馴染みの客から誘いがあって、その屋敷に向かう途中、空から血塗れの女鬼が降って来たのだ。

久しぶりに馴染客から声がかかっていた水子は、その屋敷に向かっていた。西の空を染める夕日は、しだいに夜の色に塗り替えられていく。
細い通りを、草履を鳴らしながら歩く水子は、不意に血の匂いを感じた。数瞬後、目の前に血塗れの鬼女が降ってきたのだった。
虫の息で助けを乞う鬼女に興味を持った水子は、女を抱えて身を隠す場所を探すが──
穏やかな夕暮れ時、突如巻き起こる死闘に水子は!?
鞘いつこさんの異形ファンタジーシリーズ「下手物喰い」第4話です!


妄想の14、往年のアイドルのあふれる愛液はバブルの狂喜のごとく 後編

ロマンス小説 / ナンパ犬太郎

…日本がバブル景気に浮かれていた1980年代後期に一世を風靡した女子大生アイドル島雪絵は、芸能界復帰を賭けるアダルトビデオ出演の条件として、監督に『男優は選ばせて』という条件を提示していた…。

「…で、そのAV男優って誰なんですか…?」
「ふふ…あなたよ、犬太郎ちゃん…」
「えええっ…??ぼ、僕がっ…!男優として雪絵さんの相手をっ…?」

島雪絵はベッドの上に一糸纏わぬ姿で立て膝で座りながら、一点の曇もない子供のような表情で私に堂々とそう言い放った…。

間違いない…島雪絵はあのバブル当時から全く進化も成長もしてなくて、アタマの中が空っぽなのだ…。
いや…空っぽ以上に、アタマの中にカラフルな毒キノコでも生えているのかも知れない…。

芸能界に復帰するって言ったって、いくらなんでもいきなりのAVはないだろう…。
このままじゃ…彼女はまるでまったくのピエロだ…。
島雪絵を元の…いや、もっと輝くまったく別の…新しい『島雪絵』にしてあげられるのは…私しかいないのではないかっ…?

しかし…そんな私のピュアな思いを超えた所で、島雪絵のアダルトビデオの企画制作はとっくに動いていたのだった…!

少年時代に憧れたアイドル・島雪絵。いつの間にか芸能界から姿を消していた彼女は、芸能界復帰を目論んでAV出演を狙っていた。そして、彼女が自ら選んだ男優は、なんとナンパ犬太郎氏だった。
今なお輝きを失わない雪絵に舞い上がる犬太郎氏。一方で、AVに華々しい芸能界復帰を賭ける雪絵の無邪気さに、犬太郎氏は呆れるのだった。
はたして、雪絵の狙いは──?
ナンパ犬太郎さんの「妄想夢日記」シリーズから「妄想の14、往年のアイドルのあふれる愛液はバブルの狂喜のごとく」後編です!!


艶美な花園

ボーイズラブ / Nagisa

執事見習いでやってきたのは、幼馴染みだった…
先輩後輩の仲だけど幼馴染み
執事×執事

父の代から執事とした仕えるミソノ氏の屋敷に、新しい執事見習いがやってきた。それは偶然にも、ひとつ年上の幼馴染だった。
大きな図体に似合わず園芸が得意で、どこか頼りない幼馴染に、なぜかイライラしっぱなしで。彼をみていると、つまらない嫉妬をしてみたり、乱暴な言葉をぶつけたり。
どうしてこんな気持になる──?
Nagisaさんが幼馴染執事同士の恋を描く読み切りボーイズラブです!


Suite Garden 14

ボーイズラブ / 羽邑崇

どこかで鳥の羽ばたく音がする。
顔をあげ、窓の外を見ると、青い空に白鷺が舞い上がっていた。

その鳥が旭に思えた。

行ってしまう。
地を離れ空へと、自分の元から蒼太の元へと、飛び去ってしまう。

行かないで……!

圭は思わず身を乗り出し、届く筈のない青空へと手を伸ばした。
届く筈はないと、その時は思いもしなかった。
その鳥を掴まえられれば、旭が戻ってくるような錯覚に囚われ、ただ夢中で手を伸ばす。

「圭、圭! なにやってんだ、危ないっ」

今まさに飛び立とうとする圭に驚いて、藤崎が叫ぶ。
飛びつかれた圭は、勢い余って床に座り込んだ。
藤崎は、真っ青な顔で圭の腕を握り、声もない。
圭がまた転落するかと思い、事故の時の記憶が甦ったのだろう。
目を固く閉じたまま、血の気の失せた唇までが、カタカタと震えている。
圭はその青ざめた顔を見つめ、そっと髪を撫でながら、小さく答えた。

「すまん、ただ鳥を見とっただけや、ごめんな」
「……けい」

不安げな藤崎を見上げながら、圭はゆっくり立ち上がる。
所在無げに逸らされた視線が痛々しく、そしてどこか可愛らしく映った。

記憶を失った圭は、旭に別れ話をするために訪れた喫茶店で、とつぜん記憶が蘇った。同時に、激しい頭痛に記憶を失い、病院へ運ばれたのだった。
藤崎は、圭の言葉から敏感に記憶の復活を読み取った。いつかはこうなるとわかっていた藤崎だったが、彼を慕う秀吉の心中は穏やかではいられなかった。
深く想う心が、ぶつかり合う──
羽邑崇さんの長編ボーイズラブ「エデンを夢見て」シリーズから「Suite Garden」第14話です!


以上、4作品でした。
どうぞ素敵な読書タイムを^^

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA