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幻創文庫3月11日の新作は、一般文芸1作品、ライトノベル1作品、BL小説1作品、合計3作品です!!

こんにちは、幻創文庫編集部です。
今日は、3月11日。
それぞれの心に、さまざまな思いが去来する日ですね。
これまでのこと。これからのこと。
思いや考えは、心の数だけ無数にあることでしょう。
ただひとつ、ご冥福を祈り、復興を願う気持ちは、同じだと信じたいですね。

さて、本日の新作をご紹介いたします!
本日は、一般文芸1作品、ライトノベル1作品、BL小説1作品、合計3作品おお届けいたします!

七都 1・籠破の鳥(2)

ライトノベル / 桜沢麗奈

第一都の男に囚われた優花は、漸くそこから逃れる術を見つけるが……

たったひとりの妹・七都を残したまま、第一都の男に囚われた優花は、暴力にも凌辱にもけっして屈しなかった。
苦痛と絶望の底で優花は、七都を思い、亡き母に祈った。果てのない悪夢に耐える優花は、ある日、僅かな希望を見出すのだった。
憎悪。
自分を辱めた男への、理不尽な階級社会への、湧き上がる憎しみ。
それが、唯一の拠り所であるかのように、優花の心を支えていた。
桜沢麗奈さんの長編ファンタジーシリーズ「七都」より「籠破の鳥」第2話!


行間を読む

一般文芸 / 田中 大也

隕石書店の編集者木田 久則は「行間を読め!」が口癖だった。

行間から文章の意図を読み取ることに集中し過ぎて普通の仕事をおろそかにしてしまうほどのこだわりで、学生の頃からの後輩である池内 次郎もいささか閉口していた。

ある日、池内たちはバイク便で封筒を受け取る。その中には、長い間隕石書店との付き合いがあるノンフィクション作家、山野 秀里が亡くなったことと、遺稿となった原稿を引き取ってくれということが書いてあった。

急な知らせに、池内たちは慌てて山野の家に向かうのであったが……

旧態依然としたこだわりを持つ編集長・木田久則は、その頑固なまでのこだわりで、編集部のメンバーから敬遠されていた。テクノロジーが進み、かつての紙社会の美学は通じなくなっているのだ。
そんな木田のもとに、衝撃的な報が届いた。ノンフィクションの大家・山野秀里が亡くなったという。
報せに従って遺稿を受け取りに出向いた木田を待ち受けていたのは、生前の山野からの肉声だた──
田中大也さんの短編読み切り小説「行間を読む」衝撃のラストが……!?


Suite Garden 10

ボーイズラブ / 羽邑崇

ドラマの撮影中、不慮の事故で記憶を失った圭は、ドラマの共演者でもあり、身近にいた藤崎を自分の愛する人と信じ、慕った。
藤崎もまた、圭の情熱に魅かれ、ダメだと思いつつも圭に魅かれ始める。

やがて恋に堕ちた二人は、その思いを確かめ合うが、そんな時、圭の恋人、旭が二人の間に現れる。

旭の登場に怯える藤崎とは裏腹に、圭は旭を見ても何も思い出さない。

一方、圭が記憶喪失で、現在、藤崎を愛していると知った旭は、圭になにも告げぬまま、別れを決意していた。
別れの辛さに、旭は蒼太を頼り、蒼太もまた、旭を求める。

「航くん、俺を信じてください、そして俺と立ち向かってください」

両手を握りそう言った圭の真剣な瞳を見つめ、藤崎も僅かに視線を下げた。
藤崎の決心を受け止めた圭は、嬉しそうに微笑み、握り締めていた藤崎の手にキスをする。
大事にされている事を実感させる、その仕草が擽ったく心に沁みる。

「圭……」
「航くん」

オレンジ色に染まる夕刻の日差しの中、二人は固く抱き締めあい、求め合った。

その時、藤崎は、旭から圭を奪い取る覚悟を決めた。
そして圭は、旭を含めた過去の一切を捨てる決心をした。

転落事故で記憶を失った圭の記憶からは、最愛の恋人であった旭の存在さえ、ひとつ残らず消え去っていた。
その残酷な事実を突きつけられた旭は、静かに身を引くことしかできなかった。そんな旭の様子を目の当たりにした蒼太は、とても放っておくことができなかった。
一方、旭の記憶を失くし、藤崎に想いを傾ける圭は、過去と決別し、藤崎とともに生きることを心に決めたのだった──
羽邑崇さんの長編BLシリーズ「エデンを夢見て」から「Suite Garden」第10話です!


以上、3作品でした。
どうぞ素敵な読書タイムを^^

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