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幻創文庫3月9日の新作は、ロマンス小説2作品、一般文芸1作品、BL小説1作品、合計4作品です!!

こんにちは、幻創文庫編輯部です。
週末は暖かく過ごしやすかったのですが、今日は夜になってまた、冷え込んできました。
この季節は、本当に着るものになやみます。
あまりモコモコしているのもおかしいですし、かと言って夜は寒くて……
ファッションに敏感な方は、がんばりすぎて風邪をひかないようにしてくださいね^^;

さて、それでは今週最初の新着作品をご紹介いたします!
本日は、ロマンス小説2作品、一般文芸1作品、BL小説1作品、合計4作品をお届けいたします♪

幻影草双紙74~100万分の1~

一般文芸 / 家門道一

100万分の1。
確率論的にいえば、ものすごく小さい数字です。
でも、ゼロではないのです。

宝くじ1等に当選する確率をご存じですか?
たとえ知らなくても、途方もなく低いであろうということはわかります。
では、100万分の1といえば、どのくらいの確率なんでしょう? ……これもまた、途方もなく低い確率のように思います。
一匹狼の悪・中村徹は、まさにその100万分の1を引き当てた男。しかも、2回も。
さて?──
家門道一さんの、ユーモアがピリリと効いた「幻影草双紙」シリーズ第74話「100万分の1」をお届けいたします!


素敵なプレゼント 最終回 もっと素敵なプレゼント

ロマンス小説 / 椿童子

初めてのセックスを由美と体験した謙介に、坂本文子が「由美さんみたいにきれいじゃないけど、上手なのよ」と二度目のセックスに誘う。それは〝性のテクニシャン〟にふさわしいもので、覗いていた由美も、隠しカメラで覗き見していた世津子、皆木も関心してしまった。
その後、セックスフレンドとなった文子と謙介は、それぞれ年末、年始に多額の謝礼、お年玉を世津子から受け取ったが、それは、夏の日の出来事を描いた絵のお礼、「素敵なプレゼント」でもあった。

叔母・世津子の企みにより、由美との初体験を終えた謙介は、続いて由美と同じモデル仲間の文子にも行為を迫られるのであった。
由美よりも、セックスも人生も重ねた文子は、濃厚に匂い立つ大人の色香で、謙介を包み込み惑わすのだった。
未熟な謙介の性戯を巧みに誘導し、若い自尊心を傷つけない優しさと抱擁は、熟した女の艶と母性に満ちているのだった──
椿童子さんの官能長編シリーズ「素敵なプレゼント」最終話!


「アレくらべ」

ロマンス小説 / ナンパ犬太郎

「やあぁぁんっ…!美里の乳首すっごいキレイっ…!色、薄ぅーい!」
「そ、そうかなぁ…?あゆむのくらい、ハッキリしたピンク色の方が良くない…!?」
「え~っ、そんな事ないよぉ…!色が薄い方が男子は興奮するんだってよ…?」
「そうなの…?そういうの、よく分からないし…」
「ね、ところで…下はどんな感じなの…??」
「ええ~っ?下って、まさか…」
「毛…」
「毛ぇええええっ…!?」
「わああっ…!薄~い!羨ましいっ…!あたしなんて、ホラぁ…」
「あっ、えっ…!確かに私より濃いけど、そこまででもないような…」

…あゆむと美里はたびたびこうして、お互いの乳房や乳首や陰毛を比べあっていた…。
それもよりによって、近所の公園のど真ん中にある巨大な滑り台の前で…
超超超、わざとらしい大声を出しながら………!!!

そんな公園のベンチには、帽子やコートの襟やマフラーで顔を微妙に隠した怪しい数十人のオトコ達が息を潜めるように座って取り囲み、チラリ…チラリ…と獲物を物色する肉食獣のような目付きでふたりの公開比べっこの様子を盗み見ていた…。

中には、明らかにコートのポケットから手を入れて自らの股間をまさぐっている様子のオトコも居れば、あわててトイレへと駆け込むオトコもいた…。

そんな怪しいオトコたちの群れを横目に、あゆむと美里はニヤニヤと微笑み合い…

「あはは…今日もずいぶん来てるね…」
「ふふふ、大漁大漁…」

と、つぶやいた…。
実はあゆむと美里の公園での公開比べっこは、確信犯だったのだ…!
その理由とは…?

…わたくしナンパ犬太郎が過去に出会ったご婦人達からお聞かせ頂き、ドキリ…!とさせられた「誰にも言えない恋のおはなし」。

そんな愛欲漂うエピソードを妄想まじりに、パッと読めてパッと忘れられるショートストーリー仕立てにしたためて…
まるで夏の夜にはじけて消える線香花火よろしく、みなさまの心をほんのひととき照らして差し上げたいと思います。

お年ごろの女子は、少女と女のはざまで、ときに驚くような大胆さをもって周囲を惑わすことがある。
あゆむと美里は今まさに、若い肉体を最大限に利用して、男どもの視線を存分に浴びているのだった。
事の始まりは、些細な偶然と気づきから──
しだいに注目されることに快感を覚えた少女たちの、若さ溢れるパフォーマンスに、男たちの反応は……?
ナンパ犬太郎さんのロマンスシリーズ「愛欲線香花火」から「アレくらべ」です!


Suite Garden 9

ボーイズラブ / 羽邑崇

「蒼太……せんぱいっ!」

蒼太は、旭から、圭が記憶喪失だと聞き、様子を見に行った。
だが、遠くから見ているぶんには、本当にそうなのかどうかわからない。

もっと近づいてみたい。
そう考えたとき、圭の方が先に気づいて走って来た。

なぜ自分をおいて消えたのだと縋る圭に、蒼太は、間違えるな、お前が俺を捨てたんだと答える。
すると圭は、そんなこと、ありあえないと困惑した。

「あり得へんです、そんな……俺は蒼太先輩が……」
「俺がなんや?」

圭は、戸惑いながらも、恋しい思いを込め、まっすぐに蒼太を見つめる。
その一途な瞳を見返し、蒼太は半分鎌をかけるつもりで、その先を促した。
すると圭は、十三の頃と同じ目をして、潔く答える。

「俺が好きなんは先輩だけですよ、そんなんわかっとるやないですか! 先輩以上に好きになる相手なんていてません!」

転落事故で記憶を失くした圭だったが、少年時代をともに過ごし、尊敬し憧れ続けた蒼太のことは、覚えていた。
無防備に蒼太への想いを言い募る圭に、蒼太は「他に大事な人がいるだろう」とたしなめたのだった。
旭が言っていたように、圭は本当になにも覚えていなかった。蒼太をおいて旭を選んだ圭が、今は他の男に想いを寄せている──
蒼太は、圭の想いの深さを探るように、ふたたびあの日の言葉を投げかけたのだった。
羽邑崇さんの長編BLシリーズ「エデンを夢見て」より「Suite Garden」第9話です!


以上、4作品でした!
どうぞ素敵な読書タイムを^^

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